介護事務 仕事

介護事務の仕事のやりがい

介護事務と聞いて皆さんはどのようなことが頭に浮かびますか?私は実際に介護事務の仕事をする前は、一日中パソコンの前に座り、数字とにらめっこしている姿を想像していました。

 

やりがいと言えば、自分が行った介護報酬請求業務で大きなお金を正確に国民健康保険連合会から事業所に入金が行われるという重要な役割を果たせたと思うことかなと思っていました。確かにその達成感はあります。1か月分の介護報酬を国保連に請求し業務を終了した時は、なんとも言えない充実感につつまれます。

 

また1ヵ月間頑張ろうと思える瞬間であり仕事にめりはりがあり常にモチベーションも保つことが出来ます。あと1つとてもやりがいを感じる瞬間があります。以前こんなことがありました。ある利用者から事業所に電話がありました。

 

要介護3の通所リハビリの入浴のサービスを利用している女性からでした。80歳と高齢のわりには認知症などの症状はなく普通に会話が可能でしたが、足が不自由で杖でやっと歩ける方でした。その方はある悩みがあったのですが誰にも言えず、当事業所に電話をしてきたのです。

 

たまたま受話器を取った私は、名前を聞いてピンときました。毎日のように介護職員が記録している介護実績報告書にある名前だったからです。その方は古くなった杖を新しいものに変えて欲しいのだけど、息子さんが、「まだ使える」と言って聞いてくれないと悲しげに話をしてきました。

 

私はケアマネージャーと担当の介護職員に相談しました。利用者から電話があったことは家族には話をせずに、介護職員から家族の方に「杖のネジが緩んでいて時々勝手に伸び縮みするから、そろそろ新しいものに変えてもいいかもしれませんね。」と柔らかく伝えることにしました。

 

確かに随分と古く少々危ない感がありました。すると、数日後その利用者から電話があり、「息子が誕生日に新しい杖を買ってくれた。」と嬉しそうに話をしてくれました。

 

もちろん、私がケアマネージャーや介護職員に相談したことは言いませんでした。「また、いつでも話くらいは聞きますよ。」と言って優しく電話を切りました。そんな瞬間介護事務のやりがいを感じ少しでも利用者の役に立ちたいと思うのです。