介護 うつ病

介護疲れでうつ病にならないために…

介護というのは、心身ともにとても負担の大きいものです。

 

身内の方の介護を行うにあたり、「介護うつ」と呼ばれるうつ病状態になる方は、実はとても多いとされています。

 

介護疲れからうつ病にならないためには、どうすればいいのでしょうか。

 

介護疲れからうつ病に?!

身内の方に介護が必要だとわかった時には、社会福祉協議会などの社会福祉士に相談したり、ケアマネジャーに相談したりすることが一般的です。

 

まずは要介護度の認定を受け、どのようなサービスを受けるべきなのか、どのようにすれば今までどおりの生活を続けていけるのか、考えていかなくてはなりません。

 

ですが、この介護サービスの利用を最小限にとどめ、自宅での介護を選ぶ際には、介護うつになってしまう状態が多くなります。

 

その理由として、以下の事が挙げられます。

 

・多くの場合、一人で介護を行わなくてはならないという事
・介護を始めたばかりの頃は意気込んでいるものの、だんだん疲れてしまう
・要介護者の認知症が進むにつれ、つい苛立ってしまう
・身内、特に自分の両親の場合、元気な頃を知っているために、現状を見続ける事でとても辛くなる

 

など、このような事が挙げられます。

 

では、どうすれば介護うつにならずに済むのでしょうか。

 

介護うつにならないためには?

介護うつにならないためには、上記のような原因を取り除かなくてはなりません。

 

まず、一人で介護を行うことがないようにすることです。

 

自分の生活でも精一杯なのに、身内の介護を行うということになり、身動きが取れない状態になります。

 

ケアマネジャーや社会福祉士、医師、看護師、介護士などに助けを求め、デイサービスなどの利用を検討してみてください。

 

認知症が進み、深夜の徘徊などが多くなると、自分が寝ていることすら出来なくなります。

 

特に、鍵をかけていても、その鍵を開けて、夜中に外に出て行ってしまうような症状がある場合には、尚更です。

 

一週間に一日だけでも、訪問介護を利用したり、デイサービスを利用したりすることで、介護から開放されなくてはなりません。

 

自分の親だから自分が面倒を見たいという気持ちは皆さん同じです。

 

ですが、それを理由にして体調を崩してしまっては、元も子もありません。

 

誰かに頼る事は悪い事ではありませんし、むしろ介護を続けていくならば必要となることです。

 

そして、施設などを利用することも、決して悪いことではありません。

 

「施設に入れるなんてひどい」と思う方もおられるかもしれませんが、そうではないのです。

 

私の知っている方に、介護うつになってしまった方がおられます。

 

その方は、父親の介護を行うことを何よりも優先し、結婚もせずに自宅で介護を続けてこられた方でした。

 

ですが、父親の認知症により、暴力や暴言、徘徊、排泄物遊びなどが出始め、自分自身が参ってしまい、施設への入所を決断されました。

 

施設には毎日足を運び、食事の介助をしてくださっていました。

 

「施設に入れることについて迷う日々だったものの、父親も適切な介護を受けることが出来ますし、何より私自信が明るくなりました」と仰っていました。

 

身内の方の介護を行うことはとても立派なことですし、尊敬に値すると思います。

 

ですが、それを自分ひとりで背負ってしまっては、どんどん事態が悪化していくこともあるのです。

 

一人で抱え込まず、少しでもいいので介護サービスを利用するようにしてみてください。

 

自分のストレスを発散させ、自由な時間を持つということは、介護うつを避けるためにとても重要なことです。